沖縄メモ

通年楽しめる沖縄

更新日:

21世紀の森ビーチ
名護・21世紀の森ビーチ

沖縄の季節

沖縄で何をしたいですか?

沖縄へ観光するのにどの季節がよいかと聞かれることが多いです。

年間を通じて楽しめますよ、というのが実際に住んでみて分かったことですが、短期間の観光で元を取らなきゃと思う気持ちもよく分かります。

だから、質問をされたかたが沖縄で何をしたいのか教えてもらってから答えるようにしています。

例えば、キレイなビーチで泳ぎたい、ダイビングをしたい、バナナボートに乗りたい、パラセイリングをしたい、釣りをしたい、城址・史跡めぐりをしたい、景勝地をまわりたい、テーマパークに行きたい、ショッピングをしたい、ドライブをしたいなどなどたくさんあります。

そして、それぞれに向いている季節があるのです。

あるいは、費用をかけずに楽しみたいとか、休みの都合で費用がかかっても仕方ないとか、とにかく贅沢をしたいとか、人それぞれなわけです。
皆さんお財布の中身と相談しながら計画なさるのでしょうから、オススメの季節や内容もそれぞれです。

年末年始は最高値

とにかく安く上げたい、ということでしたら11月から2月の間がオススメです。
ただし、年末年始はいけません。
飛行機も宿もレンタカーも、とんでもない料金になります。

暖かい沖縄でお正月を過ごしたいという一般観光客のかたがたが集中するのに加え、沖縄出身者とその家族がお正月休みで帰省するのもこの時期なのです。

沖縄は旧正月(旧暦1月1日)を重視すると聞いていたので、その時期に帰省するのかと思っていましたが、そりゃ無理です。
内地で生活していれば、休みが取れるのは新暦での年末年始ですから。

それに、旧正月はそれほど盛り上がりません。

地域によっても異なりますが、沖縄県民に馴染み深いのは旧暦1月16日の「十六日祭」と呼ばれる後生(グソー)の正月です。
ちなみに、後生(グソー)とは「あの世」という意味です。

一般的には、モチやトウフなどのご馳走(郷土料理)を重箱に詰め、一族でお墓に行ってお祝いをします。
内地でのお花見みたいな感じで、そのご馳走をいただくのです。

話を元に戻します。
十六日祭が馴染み深いといっても、やはり帰省は新暦の年末年始です。

ですから、当然料金もハネ上がるという仕組みです。

低料金の11月〜2月

年末年始さえ避ければ、11月から2月にかけて料金は安く上がります。
正月明けの1月中は、底値かも知れません。

沖縄といえども、この時期は寒いです。
曇り空に北風の日が多く、気温が14℃程度あっても体感は10℃以下です。

かと思えば、日差しがある日などじんわり汗をかくこともあります。

ただ、食べ歩きやショッピングが目的だとすれば、最適な気候なのかも知れません。

歴史好きなかたは、この時期に城址・史跡めぐりをされてみてはいかがでしょうか。
大汗をかかずに歩けるのはこの時期だけだと思ってもかまいません。

テーマパークや景勝地も、運良く日差しに恵まれれば気持ちよく歩けるはずです。

7月、8月は戸外を歩くプランはオススメできません。
着替えのシャツが絶対に必要です。

やっぱり充実の7月〜8月

全国津々浦々、観光シーズンといえば7月〜8月ですね。
料金も最高値となります。

でも、充実度から見ればさすがハイシーズンです。
イベントが充実しています。

子どもたちの夏休みもこの時期ですし、島内どこへ行っても観光関連施設の受け入れ態勢は万全です。

お望みのレジャーは何でもそろっていると断言してしまいます。

ザ・沖縄を欲張り放題満喫するならこの時期で決まりでしょう。
ただし、暑さ・日差しにはご注意を。

近年、全国的に異常なまでの猛暑が伝えられていますが、それを考えればかえって沖縄のほうが涼しいのかも知れません。
それでも日差しとなるとケタ違いですから。

それから、覚えておいてください。
この時期の海水の温度は26〜30℃くらいあり、ビーチはちょっとした温泉状態です。
ですから、日が高い時間は海水浴やシュノーケリングをするには厳しい環境ではあります。

ちょっと落ち着く9月

9月は家族連れの観光客が少なくなって狙いめです。
各観光スポットもハイシーズンを引きずっていますので、依然充実したままです。

気温も海水温もほんの少しだけ下がってくるので、快適に海に入れるでしょう。

ただし、この時期は台風がやたらと多いのです。
次から次へとやって来る、そういう感じです。

うまく台風を避けられれば、ちょっとお得感のある楽しい沖縄を満喫できるはずです。
ただ、台風直後の海辺は海水が茶色く濁ってしまい、沖縄独特のエメラルドグリーンが臨めないという弱点があることは押さえておいてください。

天気安定の3月・11月

個人的に好きなのは、3月とか11月です。
天気も安定しているし、活動しやすい気候だと思います。

花を見て歩くのもイイし、テーマパークや城址めぐりも楽しいですね。
ちょっと汗ばむくらいで、実に爽快です。

海水浴は、ん〜…、泳げないことはないけどちょっと涼しいかもです。
ちなみに沖縄の海開きは3月〜4月で、10月下旬まで泳げます。

実際のところ、近所のビーチでは日差しがあって条件さえ良ければ、年間を通じて誰かしら泳いでいる姿を目にします。

梅雨(5月〜6月)と台風(8月〜10月)

せっかくの沖縄観光で雨はガッカリですね。
沖縄の梅雨は5月から6月にかけて。
台風は8月から10月にかけて。

プラス思考でいけば梅雨でも、屋内で楽しめるところはけっこうあります。
気温も高めなのでブルブル震えて過ごすことなんてありません。

それに本州の梅雨と違って、一日中ずっと降り続ける雨ではありません。
カラッと晴れたり、突然ドサッと降ったりのサイクルが激しく入れ替わるような、夏のスコールの連続バージョンといった感じです。

滞在中にタイミングが合えば、海水浴だって余裕です。

でも、台風はいけません。
出かけようなんて思わないほうが無難です。

台風の情報には神経を使って、遭遇しないよう日程調整しましょう。
たいてい一日で 過ぎ去ってしまい、通過の前後は風が強いものの天気は良好ってことが多いです。

飛行機も台風直撃のときこそ飛びませんが、直前、直後の強風くらいでは果敢にフライトします。
そりゃ、揺れますけど、それも武勇伝としてお土産にどうぞ。

-沖縄メモ

Copyright© まんじゃく , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.