ネットで仕事

ネットビジネスへの扉 その1

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プロローグ

私は2016年までごく普通の勤め人でした。
終身雇用の見本のようなところで37年間も勤めてきました。

…ウソです。

ホントは警視庁の警察官でした。
37年間というのはホントです。

現職当時の私は組織の歯車として働くことに、これっぽっちも疑問を持つことなく、警視庁という組織の中でのスキルやキャリアに価値を見いだして生きていました。
仕事仲間には、出世に命をかけているような人もいましたが、そういうことになんとなく違和感を感じていた私は、自分の肌に合う「スキル磨き」に力を入れていました。

一昔前の映画に「踊る大捜査線」というのがありましたが、その主人公・青島刑事よろしく「事件は現場で起きてるんだ!」ってな感じです。
組織の歯車として、歯車なりにプライドを持って仕事に打ち込んできたのです。

人生観の変化

そんな私が、自分の望む生き方というものに気づいてしまったのは定年を目前にしてのことでした。
職場の先輩方が無事定年を迎え、次々と退職していく姿を見ながら思ったのです。
彼らは自分を犠牲にし、家族を犠牲にし、それほどの給料も貰っていないのに組織への感謝の言葉を残しながら去っていくのです。

中にはそのまま職場に残りたいということで、再雇用としての道を選ぶ人もいました。
役職は取り上げられ給料は大幅に下げられるのに、それでもありがたいなんて言って好きでもない仕事を続けているのです。

いや、実は好きな仕事だったのでしょう。
まあ、そこまではいいんです。

人それぞれ価値観が違うのだから、そのほうが生きやすいということもあるでしょう。
でも、無事定年し、さほど月日も経たないうちに亡くなってしまう先輩を身近で何人か見てしまい、私の人生観は変わりました。

そんなふうに人生の幕を閉じてしまうなんて…、それって何なんだ?
彼らには安息の老後というものはなかったのか。

それでも、彼らは満ち足りた人生だったと思いながら旅立っていったのだろうか?
組織にすべてを捧げてきた私は、さすがに考え込んでしまいました。

組織に尽くし、組織のために人生を捧げてきた先輩なのに…。

いやいや、私にはダメです。
そんなんじゃ自分の人生を生きたことにならないと思ったのです。

誰かの人生なんかじゃなく、自分の人生を生きなければダメじゃないですか。
自分の人生なんですから、誰かに差し出すことをあっさり美化しちゃいけません。

私の人生は私だけのものです。
私の思うとおりに使わなきゃ、きっと後悔するはず。

そんなふうに思ってしまったのです…定年を目前にして。

あなたへのエール

早期退職を決断するには、ほかにもいろいろと事情がありました。
最も大きな理由は、親の介護です。

私くらいの年代で親御さんがご存命だという方には避けて通れない問題ではないでしょうか。
親は、いつまでも元気なままでいてはくれません。

仕事を続けながら介護できればいいのですが、そうはいかない場合だってあります。
私の場合は、仕事を辞めなければならない状況だったということです。

昭和を生きてきた私には、長年勤めてきた仕事を辞めるのは勇気のいることでした。
そこで一歩踏み出すのか、留まるのか。

悩みに悩んで決断したのですが、やはり家族の理解は必要です。
よくよく話し合って、全員の了解を取り付けました。

そして、ここからがこのお話しの肝です。

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